【PS Plus】新PlayStation Plus完全まとめ!海外サービスとの比較解説

みなさんこんにちは~!

今回は2022年3月30日に発表された新しいPlayStationPlusについての情報まとめと海外との比較、個人的に気になった所を話していこうと思います。

新PlayStationPlus発表までの経緯

内容を話す前に、YouTubeチャンネルでは「PlayStationPlusがリニューアルする」というリーク情報は動画で2回程とり上げたんですが、95%リーク通りに実装しました。

3段階のプランの存在、料金、プラン名、プランの内容もほぼそのままだったので逆にびっくりしました。今回はこれまでの発表をまったく知らない方でもわかりやすいようにまとめてますので最後までご覧ください。

新PlayStation®Plusの値段・内容

以下PlayStation.Blog から内容をまとめて紹介します。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2022年6月より、「PS Plus」と「PS Now」を統合し、3段階のプランから選べる、新しいPS Plusのサービスを開始すると発表しました。新しいPlayStationPlusの内容に関しては公式ブログのPlaystation Blogに記載があるのでこちらを引用して解説していきます。3段階のプランの概要は、以下の通りです。

➀PlayStation Plus Essential

※色文字は当ブログによるもの

・既存のPS Plusと同様のサービス内容

・フリープレイ(毎月2つのゲームを追加費用なしでダウンロード可能)

・加入者限定割引

・セーブデータお預かり(クラウドストレージ)

・オンラインマルチプレイ

・1ヵ月850円(税込)/3ヵ月2,150円(税込)/ 12ヵ月5,143円(税込)

こちらは既存のPS Plusと99%同じ内容になっています。細かな違いは記事の後半でお伝えします。

②PlayStation Plus Extra

・「PS Plus Essential」に含まれるすべてのサービス利用可能
数百本 のPlayStation4およびPlayStation5の人気タイトルをダウンロードしてプレイ可能
・1ヵ月1,300円(税込)/3ヵ月3,600円(税込)/ 12ヵ月8,600円(税込)

こちらはPlayStation Plus Essentialの内容に+してPS4,PS5のタイトルが数百本遊び放題というこれまでの「PS NOW」に近い内容になっています。

③PlayStation Plus Premium

「PS Plus Essential」および「PS Plus Extra」に含まれるすべてのサービスを利用可能
・以下を含む最大240本 のタイトルを追加でお楽しみいただけます
※1,Playstaion、PlayStation2およびPSPのクラシックタイトル(クラウドストリーミングorダウンロードを通じてプレイ可能)
※2,クラウドストリーミングサービスはPS4、PS5およびPCにてご利用いただけます。

※3,購入前にゲームをお試しでプレイすることができるゲームトライアル(プレイ時間に制限があります)をご利用いただけます。

・1ヵ月1,550円(税込)/3ヵ月4,300円(税込)/ 12ヵ月10,250円(税込)

情報が多いので補足します。

※2,クラウドストリーミングサービスはPS4、PS5およびPCにてご利用いただけます。」

➡これらのデバイスからプレイステーションのアカウントにログインすればPS1、PS2、PS3、PSPのゲームをクラウドストリーミングサービスで遊べるということです。
ただ、PS5のタイトルをストリーミングできないのと「日本国内において、PCにおけるクラウドストリーミングサービスは、後日アップデートで対応予定です。」とのことなので6月の時点ではPS4,PS5でのみクラウドストリーミングサービスを利用しての過去のハードのゲームを遊べるということになります。
※3,購入前にゲームをお試しでプレイすることができるゲームトライアル(プレイ時間に制限があります)をご利用いただけます。」
➡これは最初新発売のゲームを少しだけ遊べると思ったんですけど、おそらく本当にゲームの序盤からのゲームを時間制限付きで遊べるんだと思います。

メインは新発売のゲームにはなると思いますが、おそらくPlayStation Plusの無料でDLできるリストにないゲーム、つまり7000円くらいで販売しているゲームももちろんPSストアにあります。そういうゲームは体験版があればもちろんそれをやるのがいいんですが、全部のゲームに体験版があるわけではありませんし、体験版ができるのはゲームが発売された直後しかほぼないです。
そういった発売から時間がしばらくたったゲームでもDLできて時間制限付きで遊べるという感じだと思います。
でないと「購入前にゲームをお試しでプレイすることができる」という書き方しないと思うんで。それで楽しかったら購入して遊べばいいですし、「購入しないならデータ削除してなかったことにする」というシステムだと思います。
・1ヵ月1,550円(税込)/3ヵ月4,300円(税込)/ 12ヵ月10,250円(税込)

その他の追加情報

「PS Plus Extra」および「PS Plus Premium」は、PS Plusの大きな進化を象徴しており、サービスのリニューアルと同時に、『DEATH STRANDING』『ゴッド・オブ・ウォー』『Marvel’s Spider-Man』『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』『Returnal』などのタイトルの提供を予定しています。」

発表前のリーク情報ではXBOXとは違い「ソニーは新作のゲームをPSPLUSに入れることはない」という情報がでてましたが、ソニー系列のゲームは定期的にPlayStation Plus Extra以上のプランに追加されることがわかりました。詳しくは動画の最後にSIECEOの話をするのでそこで解説します。

「現在PS Nowにご加入いただいているお客様は、「PlayStation Plus Premium」に自動的に移行され、移行時に追加の費用はいただきません。」

これが気になるんですが、今PS NOWが今月額1180円で「自動的にPlayStation Plus Premiumに移行されてかつ追加の費用はいただきません」という記載があるんですけど、PSNOWに現在加入してる方は1180円のままずっと遊べるってことでしょうか?
それとも移行した初月だけ1180円継続で次の月から1550円になるのか不明なので現在PSNOWに加入している方は料金は気にしていた方がいいですね。

・2022年6月中に日本を含むアジアの複数地域において提供を開始したのち、続いて北米、欧州、そして現在PS Plusのサービスを提供している地域に順次拡大。
・6月のニューアルがより近づいたタイミングでさらなる詳細情報をお届けします。

⇩⇩各プランの料金とできることをまとめてあるので参考にしてみてください。

海外の料金の比較

ついでに日本と海外の料金との違いも比較していきます。※画像の料金は「PS Plus Essential」です。

1ドル121円計算した場合、Essentialの月額は日本円で1208円です。
1ユーロ136円計算した場合、Essentialの月額は日本円で1222円です。
1ポンド160円計算した場合、Essentialの月額は日本円で1118円です。
になるので基本的には日本は安いですね。

気になった点と海外とのプラン内容比較

気になる点➀

※1,PlayStation Plus PremiumのPayStation3タイトル(クラウドストリーミングを通じてプレイ可能)

➡PS3でのクラウドストリーミングを通じてのゲームは基本遅延が発生するので回線スピードが遅い方はどれくらい遅延が発生するか気になる所。

現行でPSNOWに加入していてクラウドストリーミングでゲームをやっている方がいたら教えて欲しいですね。

気になる点②

PlayStation Plus Essentialのフリープレイ本数を注目していただきたいんですが、現状のPSPlusはフリープレイが3.4本遊べる所、新しいPlayStation Plus Essentialプランは2本に減っています。

「フリープレイ」というのはPSPlus会員が毎月違う3,4つのゲームを無料でDLすればその後期限なしでずっと遊べるというのがフリープレイというシステムなんですが、PSPlus会員の後継プランであるPlayStation Plus Essentialプランはフリープレイ可能なゲームが2つになっているので改悪、もしくは実質値上げが入ってます。
これに関しては仕方がない部分があります。「3つの新しいプランをつくって結果売上が落ちました」では話にならないので、今まで既存のPSPLUSに加入していた方をExtraもしくは、Premiumに移行させるためにこういった3つのプランを作っているのでEssentialプランは今後さらに改悪、もしくは値上げするのは高確率で起こるとは思います。

海外と日本のプラン内容の比較➀

こちらは英語版PlayStation.Blogの内容なんですが、

上の画像が海外下の画像が日本

海外のPlayStation Plus Premiumで遊べるPS1,PS2,PS3、PSPのタイトルが340本に対し日本は240本になっていてコンテンツが少なくなっています。おそらく規制とかで日本では未発売タイトルが遊べない可能性が高いのが原因になってたりすると思うのでちょっとここはもの足りないですね。この対策として海外アカウントを作ることで解決します。

今まででしたら日本のPSストアにない作品や体験版を買ったり遊んでたりして海外コンテンツを楽しむ人は意外といましたけど、Premiumでこれだけ作品数が違うのでこの100本あるゲーム数を埋めるために海外アカウント作る方が増えると予想できます。

海外と日本のプラン内容の比較②

これも➀と同じなんですが、Extraで遊べるPS4,PS5の人気タイトル数が日本は数百本っていう表記に対し、海外は最大400本のPS4,PS5のゲームが遊べます。
おそらく先ほどのPS1,PS2,PS3、PSPのタイトル数と同じで日本のPSPlusで遊べるゲーム数は全プラットホームのゲームで減少しているのがわかりますね。PS1,PS2,PS3,PSPのタイトルが240本て冷静に考えるとかなり少ないんです。一つのハードに対して240÷4(PS1,PS2,PS3,PSP)で60本しかないので日本だと海外と比べるとPremiumプランに加入する人は少ないと思います。
こういった背景を考えると普段はExtraプランに入っていて懐かしのやりたいタイトルがでたらPremiumプランに入って昔のゲームをやるって方が多くなるんではないでしょうか。

SIEのCEO Jim Ryan氏の取材内容

SIEのCEOであるJim Ryan氏の取材内容の記事がGamesInduetry.bizに掲載されていたのでご紹介します。

新発売のゲームをサブスクに入れない理由

「プレイステーションスタジオで制作しているゲームにそのようなことをすると、好循環が途絶えてしまうと思うからです。スタジオに必要な投資もできなくなり、ゲームの質も低下し、ユーザーの皆様が望むようなものにはならないでしょう。

ただ、世界が急速に変化している現在、永遠なものなどありません。4年前、プレイステーションのAAA級タイトルがPCで発売されると誰が予想したでしょうか?昨年は『Horizon Zero Dawn』から始まり、『Days Gone』、そして今回は『God of War』と、4年前を振り返っても、このような事態は誰も予想していなかったと思います。」

と語っています。要するに新発売のゲームをPSPlusに入れても本来得られる収益がなくなってしまい、必要な投資ができなくなってしまうことで次に出るゲームの質が下がり、結果ユーザーから評価が得られないから基本はやらないと言っています。

しかし、昨今のゲーム状況の変化のスピードから「今後はどうなるかわからないのでもしかしたら風向きが変わるかもね」的な発言もしているので今後の動向に期待です。

3つの料金設定に関して

「Xboxのサービスと比較すると、PS Plusプレミアムは月額コストが高い。しかし、ソニーが競争力を発揮しているのは、年額料金の方で現行のPSPLusに加入している方の3分の2以上の人が12ヶ月の利用契約を結んでいるのは事実です」

これが何を意味するかというと日本の料金で比較をすると、一番安いEssentialプランの単月の料金が850円で一番高いPremiumプランの単月の料金が1550円になり一見高く見えます。つまりこういういうことです↓↓

Essentialの単月プラン料金=850円 Premiumの単月の料金が1550円
しかし、Premiumプランの年間料金10,250円を12で割ると月854円なので一年契約のPremiumプランに入ればEssentialプランの単月の料金が850円と同じ価格なので別に高くはないし、なんなら日本でのXbox Game Pass Ultimateの料金が月額1100円なのでそれよりも安いってことを言ってますね。つまり・・・

Premiumの12月の料金が10250円÷12=854円になりEssentialの単月プラン料金=850円とほぼかわりません。

さらにXbox Game Pass Ultimateの料金が月額1100円854円より高いので結果的に価格は妥当ってことを言いたいんだと思います。

というのがJim Ryan氏の記事の概要でした。是非皆さんの感想とどのプランに入るかを教えてください。

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Posted by adelegames