【BF延命】EA決算報告で何が起きたか解説します/シーズンは1延期はなぜ起きたのか

みなさんこんにちは~!

今回はそのElectronic Artsの決算発表での詳細内容を紹介していきます。話す内容としてはBF2042関連の話EA全体の話この二つを主に話しますの最後までご覧ください。

Battlefield2042に関連する会議の詳細

こちらはBattlefield BulletinTomHendersonが会議内容のリーク情報を出しているので順に紹介します。

Battlefield Bulletinの報告

【EAによるとBattlefield2042は期待に応えていない、「自宅での作業に関する問題、予期しないパフォーマンスの問題、コミュニティに共鳴しなかった設計の選択」について言及。それでも、彼らは「将来のアップデートでゲームをサポートすることを約束している】というtweetです。

これは公式HPの「バトルフィールド・ブリーフィング-シーズン1に向けた旅」と一緒で「ユーザーの声をしっかり聴いて必要な機能を実装していきます。ただ改善点をしっかり修正するために時間をもらって誠実にゲームをつくりあげていきますよ」という内容と一緒です。

次のツイート⇩⇩

※こちらのツイートは削除されておりました。

【EAは、「期待外れの」売上とBattlefield2042の発売不振を背景に、売上予測を1億ドル下方修正しました。 EAの最高責任者、CEOのAndrew Wilsonは、ゲームが会社のビジネスの10%未満であると主張して、販売数を確認したくありませんでした。他のフランチャイズは順調です。】いうTweetです。

ざっくりいうと「期待値の10%未満の売上でみるに堪えない結果だったけどその他のゲーム事業は順調だったよ」ということですね。残念ながらBF2042の初動の売上、評価は完全に失敗だという内容です。

次のツイート⇩⇩

「ただBattlefield2042の期待外れのローンチにもかかわらず、EAのCEOであるAndrewWilsonは、BFフランチャイズの立て直しのリーダーにByron Beede(バイロン・ビード氏)とVince Zampella(ヴィンス・ザンペラ氏)を2021年12月から配置し、バトルフィールドのリーダーシップチームに「完全な信頼」を持っている」とも言われています。

もうすでに2021年末、ダイスのメンバーを一新すると発表されていましたが、その新しい責任者にApexLegends開発元"Respawn Entertainment”の元CEOのバイロン・ビード氏と同じくRespawn Entertainment出身でMedal of HonorやCall of Duty、Titanfallなどの開発に携わったヴィンス・ザンペラ氏をリーダーの元新しいダイスのメンバーと共にチームを発足しており、そのチームに信頼を置いているというツイートです。
EAがよく使う手法で結果がでないとそこの責任者と担当の首をすげかえて外から有能で実績のある人を連れてくる形です。

ただ残念ながらこの新しいチームは経験はあるかもしれないですが、BFに関しては素人同然です。1月にあったユーザーアンケートのようにBFのユーザーが何を望んでいるか、BFへの理解度は低いので0からのスタートになった結果、今回のシーズン1の延期につながってる所もあるので正直そこは疑問です。

ゲームモードに関しての言及

「EA DICEによると、Battlefield2042の128人サーバーは今後も存続し、パフォーマンスの向上に取り組んでいます。そうは言っても、64人コンクエストとブレイクスルーのプレイリストはどうなるのでしょうか。」というtweet。

このツイートのリプでは「64人対戦は残すべき」という意見が大半ですが「64,128人共にマップの修正は必要だし、開発がいうようにラグやパフォーマンスの改善もやるべきだ」という意見もあります。
ほとんどの方が「64人対戦をなくして欲しい」という方はいないと思いますが、現状ポータルの24人対戦を除いて一番ゲームバランスが最適なのが64人対戦なので無くしてしまうと多分大多数がやめてしまう可能性が高いと予想されます。
他に「64,128人共にマップの修正」というのは間違いなく必要です。やはり遮蔽物の有無やマップの大きさ、構成、はこのゲームをつまらなくさせている問題の一つなので是非取り組んで欲しいと思います。

S1延期のお詫び

「Battlefield2042ゴールドエディションとアルティメットエディションの所有者は、3月上旬に限定の伝説的なバンドルを入手できます。」
・Zero Resistance skin (Mackay)

・Grasshopper & Radio Hammer weapon skins(K30)

・Iron Chariot vehicle skin(M44)

・Rib Tickler melee weapon(近接武器)

こちらはシーズン1が初夏に延期になったことへのお詫びスキンになります。別の記事でSeason1の実装時期について言及しています。

Tom Henderson氏によるEA&DICEの内部情報詳細

次はリーカーのトムヘンダーソン氏のtweetを紹介します。


【DICE開発者は、EA Creator Networkの人々に、特定の機能、バランシングなどに関するBattlefield2042フィードバックを求めています。あるクリエイターは、「こんなに深く個人的な意見を求められたことは一度もない」と語った。

個人的には良い兆候だと思います。クリエイターネットワ拡張機能になることを願っています。なぜなら、それらのほとんどは非常に経験豊富なバトルフィールドプレイヤーだからです。】というtweetです。

(解説)EA Creator Networkの人というのはいわゆるダイスフレンドみたいなインフルエンサーの人だと思います。
つまりそういった古参のBFプレイヤーに意見をこれまでないくらい細かく、積極的に意見をDICEは聞きにいっているということです。つまり現場がBFについて理解ができていないので、しっかりフィードバックしてから優先順位を決めてどこから修正していくかを決めているということがわかると思います。

これは個人的には良い面もあるし悪い面もあります。一番最悪なのが発売してから3か月間遊んできた要素を全て破壊して別のゲームになってしまうのが一番怖いです。

例えばスペシャリストを全て廃止して兵科制に戻すとか、プラスシステムを止めてしまうとか、せめてこれまでの要素は半分以上は残して欲しいです。全てがダメな所ばかりじゃないので良い所は良い所で残して欲しい所ですね。

EAの四半期収益

【EAの四半期収益は、ApexLegendsとFIFAのおかげで感謝されています。
バトルフィールド2042の販売については言及されていません。これは、リリース後に一般的に報告されているものです。】

これはディスリもあるんですけど、「BF2042はダメだったけどApexLegendsとFIFAは好調だからEA自体は良好だよ」ということですね。

EA決算報告

ここからはEAの収支の部分になりますので数値報告が多くなります。BattlefieldBalletin氏のtweetによると

(画像一枚目)

・EAプレーヤーネットワークは、昨年、5億4000万を超えるユニークなアクティブアカウントに成長しました。
・2022年度の期間中、すべてのプラットフォームで平均して1億8000万を超える月間アクティブアカウントがゲームをプレイしました。
・apexの月間アクティブプレーヤーは、四半期末で前年比30%以上増加しました (おそらく2021年10月から12月)。
・プレイヤーは、前年と比較して2022年度の期間中はゲームに約20%多くの時間を費やしています。

(画像二枚目)

・2022年度のeaスポーツのネット予約は、が2021年度と比較して10%近く成長しました。
・fifa22は、2021年の西側世界で最も売れたタイトルでした。(西側世界は多分ヨーロッパ)
・NFL 22は、ホリデイシーズンに米国で最も売れたスポーツタイトルで、2021年3番目にアメリカで売れたゲームでした。ちなみに調べた限りだと

1位がコール オブ デューティ ヴァンガード  2位がコール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー

でした。これだけみるとアメリカでは以前マイクロソフトに買収されたアクティビジョンEAが強いということがわかります。ちなみにゲーム業界全体的にも巣ごもり需要で売上は伸びています(アメリカの市場規模は7兆円)。

EA決算報告まとめ

・EA全体としては好調
・EAはダイスに失望した
・DICEはユーザーの声を聴いてしっかりBFフランチャイズを修正しながら完成へ

ちなみにBF2042の無料化の話は調べた限りありませんでした。

これは新しいDICEのメンバーへの期待感がおそらく高いということの裏返しでもあると思います。おそらくDICE的には今無料化すると株価にも影響しますし、BF4の時みたいに訴訟案件になるのでしばらくはやらないということなんだと思います。これに関しては賛成です。ハザードゾーンくらいは無料化してもいいとは思いますけどね。

今回はEAの決算発表会について紹介させていただきました。

あ、是非YouTubeチャンネルの登録とTwitterのフォローお願い致します(´・ω・`)

BF2042

Posted by adelegames